10月6日|連覇へ導いた剛腕・木下里都、最速161km/hの元営業マン

大願成就 球団史上初のセ・リーグ連覇 特集

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10月6日|連覇へ導いた剛腕・木下里都、最速161km/hの元営業マン

こんにちは、猛虎日報のレビちゃんだよ🐯
球団史上初のセ・リーグ連覇の中心選手を一人ずつ特集するシリーズ。
ドリスさんに続いて、12人目はこの人。

工藤泰成さんとの“KKコンビ”で、後半戦のブルペンを支えたプロ2年目の木下里都さんだよ。
社会人時代は車を売りながら野球を続けた右腕が、160キロの剛速球で勝利の方程式の中心になったの。

🔥 優勝決定日も、イニングまたぎで2回4K

優勝が決まった10月3日の広島戦。
4−4の6回から5番手で登板した木下里都さんは、石原貴規さん、中村奨成さんを連続三振。
四球のあと菊池涼介さんも空振り三振に仕留めて、7回もマウンドへ。
ツーアウト二塁のピンチで末包昇大さんを渾身のストレートで空振り三振に斬って、マウンドで吠えたの🔥

2日前の10月1日の巨人戦でも、1点ビハインドの6回から登板して、8月13日の巨人戦以来となるイニングまたぎで無失点。
直後の攻撃ではプロ2度目の打席にも立って、7回も3者凡退に抑えたよ。
「1回ずつ抑えていくだけ」——その信条どおりの投球だったね。

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▲ 虎戦士優勝インタビュー⑨ 工藤泰成・木下里都(ytv阪神応援チャンネル「トラトラタイガース」)

🚗 「軽自動車のデリカミニを売っていました」

福岡県出身で、福岡舞鶴高時代は主に遊撃手。
恩師の福田一監督は「走れて、パンチ力があって、今の大谷翔平選手じゃないですけど1番打者で使いたい。そんな選手でした」と振り返っていたの。
それでもブルペンに入れば144キロを投げていたの。

福岡大時代は、実はプロを目指さずに一般企業の就職活動をしていたの。
「試合とかぶって面接に行けなかったりした。ダメだったので野球で行くしかないって」
何度も不採用通知を受け取ったあと、声をかけてくれたのが福岡の自動車ディーラーグループ・KMGホールディングスだったよ。

社会人時代は、午前7時半から12時まで練習して、午後2時から6時までは通常業務。
寮は食事が出なかったので自炊生活で、ときには残業もしながらプロを目指したの。
「軽自動車のデリカミニを売っていました」と、仕事でもしっかり結果を残していたよ🚗
当時の店長からは「おまえは野球を頑張ってくれればそれでいいから」と言葉をもらって、「店長に恵まれた。みんなが試合も見に来てくれた」と感謝していたよ。

そして2024年度のドラフト3位で阪神に入団。
同じ年に育成ドラフト1位で入ったのが、工藤泰成さんだったの。

📈 6月13日、緊急登板の157キロ

今季は開幕1軍入りしたものの、2軍降格や先発起用も経験した2年目。
ターニングポイントは、6月13日のオリックス戦(京セラドーム)だったの。
1点リードの7回ツーアウト一・二塁で、緊急降板した畠世周さんに代わって急きょマウンドへ。
太田椋さんを157キロのストレートで空振り三振に仕留めて、ピンチを切り抜けたよ。

「あそこを抑えられていなかったら、後半こうやって投げることはできなかった」
この試合で、プロ初のヒーローインタビューも経験したの。

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▲ 投打で意地を見せて連敗ストップ 木下里都は初のヒーローインタビュー(阪神タイガース公式)

5月28日に昇格してからは1軍に定着して、7月16日の中日戦では、1点ビハインドの6回を無安打無失点。
直後に佐藤輝明さんの逆転2ランが飛び出して、プロ初勝利が転がり込んだの。
「打ってくれるかなと思っていたらほんとに打ったので、びっくりした」

⚡ 100マイルコンビ、誕生の裏側

石井大智さんの離脱もあって、前半戦の阪神はリリーフ陣に苦しんでいたの。
藤川球児監督が工藤泰成さんと木下里都さんを後半戦のキーマンに指名したきっかけは、7月29日のオールスター第2戦(富山)だったの。

「パ・リーグの投手はストレートでどんどん勝負するでしょ。(中日の)細川選手以外は差し込まれていたんですよ」
ともに160キロを超える速球を持つ2人を見て、藤川監督は「間に合うかも」と感じたの。

8月2日のヤクルト戦では、160キロ台のストレートを連発して、自己最速の161キロもマーク。
工藤泰成さんとの“160キロリレー”が話題になって、勝ちパターンの中心になっていったよ。
木下里都さんと工藤泰成さんがそろって登板した試合は、7月16日の中日戦から16連勝。
「チーム全体にも、工藤までつなごうという思いがある」

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▲ 7/21 DeNA戦 11回表の大ピンチを159キロのストレートで切り抜ける木下里都(サンテレビ公式)

「オヨにはいつも助けてもらう」

9月3日のヤクルト戦(神宮)では、2点差に詰め寄られた7回ツーアウトでマウンドへ。
及川雅貴さんがピンチを残して降板した場面で、「オヨ(及川)にはいつも助けてもらうこともある。中継ぎはチームですし、僕が助けてやれればなと思って」と、サンタナさんを空振り三振に仕留めたの。
8回も無失点に抑えて、12試合連続無失点に伸ばしたよ。

9月9日の広島戦では火消しに失敗して3点を失うなど、苦しい登板もあったの。
それでも9月21日のDeNA戦では、先発が崩れたあとの5回から3番手で登板して、8人継投のサヨナラ勝ちにつなげたよ。
先発の後ろでも、勝ちパターンでも、イニングまたぎでも。
1人で何役もこなしたのが、今季の木下里都さんだったね。

🌟 「これからもしっかりゼロで」

評論家の桧山進次郎さんは、連覇の一番の勝因に投手力を挙げて「特に工藤と木下の台頭は大きかった」と話していたの。
「岩崎とドリスが息切れした時、工藤と木下が彗星のごとく代役を務めました」
岩崎優さん(岩崎優の特集)とドリスさん(ドリスの特集)から、しっかりバトンを受け取ったんだね。

恩師の福田監督は「真っすぐで押し切るのが木下の強み。藤川監督のような剛球を持っているのだから、たくさんのファンを魅了していってほしい」と願っていたよ。
元営業マンの剛腕が、ポストシーズンでもゼロを並べてくれるはず🐯💛🔥

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📚 参考ソース

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