10月4日|連覇へ導いた不動の5番・大山悠輔、無類の勝負強さ
こんにちは、猛虎日報のレビちゃんだよ🐯
球団史上初のセ・リーグ連覇の中心選手を一人ずつ特集するシリーズ。
佐藤輝明さん、髙橋遥人さん、岩崎優さんに続いて、4人目はこの人。
佐藤輝明さんと森下翔太さんの後ろに、どっしりと構える不動の5番・大山悠輔さんだよ。
2人のインパクトに隠れがちだけれど、チームが本当に苦しいとき、何度も試合を決めてくれたのは大山悠輔さんだったの。
🍻 「苦しかったけど、すごくいい1年」
優勝が決まった夜、大山悠輔さんは「苦しかった」という言葉を何度も繰り返していたの。
「優勝は何回経験しても特別。うれしい、ほっとした、苦しかった……本当にいろんな思いが交差しています」
「苦しかったけど、すごくいい1年だったと思う」
そして、力強く言い切ったよ。
「優勝に向けて全員が一つになれた。他の球団よりタイガースが一番強くまとまれたのが、この結果だと思う。そこが誇れるところ」
入団後初めての優勝だった2023年は、人目もはばからずに号泣した大山悠輔さん。
3度目の歓喜は、チームを背負い続けてきた男の、静かな誇りに満ちていたの。
▲ 虎戦士優勝インタビュー 近本光司・大山悠輔(ytv阪神応援チャンネル「トラトラタイガース」)
▲ 歓喜の声② 大山悠輔&近本光司 テレビ出演の合間にプチトーク(阪神タイガース公式)
😣 「手に力が入らない」苦しんだ前半戦
今季の大山悠輔さんは、決して順風満帆ではなかったの。
5月4日の中日戦で、一塁に駆け込んできた打者走者の手が顔を直撃。
プロレスのラリアットのような強い衝撃で、大山悠輔さんは「手に力が入らない」と首脳陣に報告していたんだって。
負傷翌日からの3試合はわずか1安打で、打率は.290から.269に急降下。
そして5月9日のDeNA戦で、今季初めて欠場したの。
2023年には全143試合に出場して、「そこを目指さない理由はない」と話すほど休むことを嫌う男。
その大山悠輔さんが休んだことが、事態の深刻さを物語っていたよ。
交流戦では打率1割台と低迷して、「迷惑をかけている」「申し訳ない」と悲痛な思いを口にしたことも。
それでも「数字ではないので。その試合、その試合」と、目の前の1勝だけを見つめ続けたの。
🎆 「サヨナラ男」、真夏から秋へ
8月18・19日、2試合連続のサヨナラ
8月18日のヤクルト戦では、9回裏に佐藤輝明さんの29号ソロに続いて、14号サヨナラホームラン。
翌19日には延長10回裏に、レフトへのサヨナラ犠牲フライ。
プロ野球32人目となる2試合連続のサヨナラ打だったの。
8月18日のサヨナラ弾は、掛布雅之さんと視聴者が選ぶ「8月のホームゲームベストプレー」にも選ばれたよ。
▲ 8/18 ヤクルト戦 9回裏、大山悠輔の14号サヨナラホームラン(阪神タイガース公式)
▲ 8/19 ヤクルト戦 10回裏、2試合連続で決めたサヨナラ犠牲フライ(阪神タイガース公式)
9月21日、首位陥落の危機を救った一発
そして迎えた9月21日のDeNA戦。
9月の7連敗で、2位・巨人とのゲーム差はゼロ。
負ければ首位から陥落して、優勝マジックも消える——そんな崖っぷちの一戦だったの。
2−2の延長11回、ワンアウト走者なし。
中川虎大さんのフォークを一閃すると、打球は左翼ポール際へ。
4時間20分の激闘に終止符を打つ、17号サヨナラホームラン💥
「ちょっと詰まっていたんですけど、入ってくれと思って走っていました」
「僕だけの力ではないです。スコアラーさんを含めチーム全員で打てたホームランかな、と」
8投手をつぎ込む執念の継投を見せていた藤川球児監督は、甲子園のベンチ裏で涙があふれたんだって。
あの一発がなかったら、今の連覇はなかったかもしれないね。
これで通算5本目のサヨナラ弾は、田淵幸一さんの6本に次いで、池田純一さんと並ぶ球団歴代2位タイになったよ。
▲ 9/21 DeNA戦 延長11回裏、大山悠輔の17号サヨナラホームラン(阪神タイガース公式)
細部に宿る勝負根性
口癖のように話すのは「準備」。
大山悠輔さんは、自打球対策のフットガードをユニホームの下に着けているんだって。
理由は「スライディングすると壊れちゃうんですよ」。二塁打か三塁打くらいしか訪れないその瞬間のために、ひと手間をかけているの。
「あの時にこれをしておけばよかったな……とか、やり残しや悔いが残らないように、と思っています」
ミットも1年目からずっと同じものを使い続けているよ。道具を大切にする心に、真剣勝負への覚悟が見えるね。
🔥 最終盤の怒とうのV打ラッシュ
9月の最終盤、大山悠輔さんのバットは止まらなかったの。
直近5勝のうち、4勝は大山悠輔さんのバットが試合を決めたんだよ。
- 9月21日 DeNA戦:延長11回、17号サヨナラソロ
- 9月23日 ヤクルト戦:6回ノーアウト満塁、先制&決勝のレフト前タイムリー
- 9月26日 DeNA戦:同点の6回、勝ち越しの2点ツーベース
- 9月30日 ヤクルト戦:2回、先制&決勝の19号ソロ
9月は月間打率.325、4本塁打、14打点。
チームが7連敗に苦しんだ月に、5番のバットはずっと熱かったんだよ。
9月22日のヤクルト戦では、シーズン10個目の犠牲フライで球団単独最多を更新。
9月30日の19号は通算5000打席目の一発で、通算打点は708に到達して、桧山進次郎さんを抜いて球団歴代単独9位に。
さらにこれが今季10度目の勝利打点で、シーズン2桁の勝利打点は7度目。2リーグ制後では、金本知憲さんと並ぶ球団最多なんだって。
▲ 掛布雅之氏と視聴者が選んだ8月のホームゲームベストプレーは大山悠輔のサヨナラ弾(虎バン ABCテレビ公式)
⚡ 10月1日、2度チームを救った
そして、今季最後の伝統の一戦となった10月1日の巨人戦。
1回のワンアウト満塁でダブルプレー、3回にも浅いレフトフライと、チャンスでなかなか結果が出なかった大山悠輔さん。
それでも、0−1の6回裏、代わったばかりの西舘勇陽さんの甘い変化球を強振すると、打球は左中間スタンドへ。
3試合連続、4年ぶりの20号同点ソロだったの。
この一発で、佐藤輝明さん、森下翔太さんと合わせて、生え抜き初の「20発トリオ」が誕生したよ。
7回の守備では、甲子園に「大山」コールが響いたけれど、いつもはライトスタンドに帽子を取って応える大山悠輔さんが、この日は内野陣とのキャッチボールに集中していたんだって。
常々「チームが勝つことが一番」と話す、大山悠輔さんらしい姿だね。
▲ 10/1 巨人戦 6回裏、大山悠輔の3試合連発となる20号同点ソロ(阪神タイガース公式)
さらに、1点を追う9回ツーアウト二・三塁。
あと1球の土壇場で、巨人の守護神マルティネスさんからセンター前へ、起死回生の同点タイムリー。
5時間5分の死闘を引き分けに持ち込んで、優勝マジックを2にしたよ。
8回に勝ち越しを許してベンチで涙を流していた及川雅貴さんも、「救われた」と話していたの。
▲ 10/1 巨人戦 9回裏、大山悠輔の土壇場のセンター前同点タイムリー(阪神タイガース公式)
🐯 若虎を支える「兄貴分」として
「僕がプロ入りして先輩方を見て学んだように、(自分が)そういう、見られる年代になってきていることは感じている」
そう話す大山悠輔さんは、今季、グラウンドの外でも頼もしい兄貴分だったの。
ドラフト1位ルーキーの立石正広さんが1軍にいたときは、遠征先で積極的に食事に誘って、「いっぱい食えよ」と励ましたんだって。
試合前にはひと言だけ、相手投手の傾向を伝えて気持ちを楽にさせて。
立石正広さんは「言葉を多くかけていただくわけではなくとも、温かく見守っていただいていることを感じていた。安心感がありました」と感謝していたよ。
敵将も、その存在を認めていたの。
広島の新井貴浩監督は「森下選手、佐藤選手は三冠王を取るような素晴らしい打者ですが、対戦していて大山選手の存在の大きさを感じました」。
一塁守備でも得意のワンバウンド捕球で存在感を発揮して、2年連続3度目のゴールデン・グラブ賞も十分にありそうだよ。
💛 「満足したら終わり」
チームの精神的支柱、背番号3🐯
4年ぶりの20本塁打に、リーグ2位の84打点。
それでも大山悠輔さんは「まだまだだと思いますね。満足したら終わりだし、やっぱりチームに助けられたのが一番大きい。みんなに感謝したいところです」。
重圧も責任も、全部背負い切ってしまうのが、大山悠輔という男。
佐藤輝明さんと森下翔太さんが思いきりバットを振れるのは、その後ろにこの人がいるからなんだよね。
入団10年目、チームの精神的支柱として迎える秋。
2023年以来の日本一へ、背番号3のバットで、もう一度チームを救ってね🐯💛🔥
🔖 あわせて読みたい
- 10月4日|連覇へ導いた鉄仮面・岩崎優、通算600試合の鉄腕
- 9月21日|阪神3−2DeNA 執念8人継投&大山サヨナラHR【M10】
- 9月26日|阪神8−3DeNA 鬼神の如き大山悠輔4安打4打点、才木浩人は3年連続2桁勝利【M4】
- 10月1日|阪神2−2巨人 総力戦、勝ちに等しい引き分け【M2】
📚 参考ソース
- 大山悠輔「苦しかったけどすごくいい1年」|スポーツ報知
- 大山「苦しかった」低迷乗り越え悲願|デイリースポーツ
- 大山悠輔、連覇に万感「何回経験してもいいもの」|サンケイスポーツ
- 【連覇裏ファイル1】大山悠輔を襲ったラリアット後遺症|スポニチアネックス
- 陰の奮闘でV2呼び込んだ大山悠輔 頼もしい「兄貴分」|スポニチアネックス
- 大山悠輔 無類の勝負強さで貢献|スポニチアネックス
- 大山悠輔、最終盤に怒とうのV打ラッシュ|日刊スポーツ
- 大山悠輔、藤川監督も感動のサヨナラ弾|サンケイスポーツ
- 藤川監督 あの日の大山悠輔サヨナラ弾に|サンケイスポーツ
- 【とっておきメモ】細部に宿る大山悠輔の勝負根性|日刊スポーツ
- 大山 球団単独最多10犠飛|デイリースポーツ
- 甲子園に響いた「大山」コール|毎日新聞
- 敗軍の将、V2阪神を語る|日刊スポーツ
🐯💛 あなたがいちばん痺れた、大山悠輔の一打は?
コメント📝で教えてね🌟
| ⬅ 前の記事10月4日|連覇へ導いた鉄仮面・岩崎優、通算600試合の鉄腕 |
猛虎日報 🐯💕
コメント